アムトラックのトイレについて語ろう
アムトラック乗車記、今回は車内のお風呂とトイレについてです。
まずはトイレですが、こちらは特筆することもないのでさらっとご紹介します。
寝台車は2階に1つ、1階に3つ備え付けられています。隣の車両のトイレも使えるので、特に混み合うと言ったことはありません。
トイレの広さは新幹線と同じくらいか、それより狭い感じですね。アメリカなのに、これは意外でした。
驚いたことに、便器はあきらかに日本のものより小さいです。ビッグなアメリカ人のみなさん、これで大丈夫なんでしょうか…。
トイレの中にはハンドソープ、便座クリーナー、便座シート、ペーパータオルがあり、潔癖な方でもまあ問題なく使えると思います。
ちなみに鍵はちゃんとかかります。あとウォッシュレットはありませんでした。
アムトラックのシャワールームについて
寝台車利用者はシャワールームが24時間使えます。各車両に1室だけなので、こちらは混み合うかもしれません。私は早朝と夕食直後に使ったため、いずれも待たずに入れました。
シャワールームは更衣室部分とシャワー部分に分かれており、鍵もかけられます。なので貴重品は持って入れます。
アメニティは石鹸とタオルだけで、シャンプー・リンスの類はありませんでした。車内の売店にも無いようなので、ユニオンステーションで仕入れてくるのをおすすめします。
また電源はあるのですがヘアドライヤーがないので、こちらも持参が必要ですね。
シャワーは時間制限なしでお湯もたっぷり出る
シャワーは時間制限もなくたっぷり使えるのですが、使い方がやや特殊です。まずシャワーの下にあるボタンをギュッと押し込みます。これが戻るまで水が出るという仕組みです。
水温はその下にあるノブを回して決めますが、水がお湯に変わるまでそこそこ時間がかかるので、はじめは戸惑ってぐるぐる回してしまうと思います。
基本的に湯温はそこまで高くならないので、高い方に完全に回しきった状態で使うとよいでしょう。
注意点としては、シャワーと更衣室部分の間仕切りが背が低いため、どうしても脱衣所の床が盛大に濡れるということです。靴などは瞬殺だと思いますので、なるべく遠くかテーブルの上に置いてしまいましょう。スリッパの場合はべショベショになるので、風呂には靴で行ったほうがよいと思いました。
使用済み石鹸は石鹸の下のかご、使用済みタオルはタオルの下のかごに入れればオッケーです。床が濡れていると思うので、軽く拭いてから退出しましょうね。
深夜から早朝にかけてはけっこう汚いしタオルがない
なお、アテンダントさんは夜間の時間帯は掃除に入らないらしく、最終日の早朝に使ったところ、タオルのストックがありませんでした。部屋から持ち出せばよいのでこれは問題ないのですが、シャワー室も脱衣所もかなり汚れていて、ゴミも散乱していたので、これにはちょっと閉口しました。
室内の模様は一応動画に撮っておきましたので(狭い上に揺れまくりで見にくいです。すいません)、こちらも合わせて見ていただければ雰囲気がつかめるかなと思います。
というわけで次はいよいよお待ちかね、食堂車と食事のオーダーについてです。これは予習なしだと結構、悩むと思います!
アムトラック・サウスウエストチーフ号乗車記(2019)
サウスウエストチーフ号乗車記 1
サウスウエストチーフ号乗車記 2
サウスウエストチーフ号乗車記 3
サウスウエストチーフ号乗車記 4
サウスウエストチーフ号乗車記 5(終)