北朝鮮で一番流行っているNK-POPはこれだ!
「北朝鮮の人民はどんな音楽を聞いているのか…」
今夏の北朝鮮旅行では、駅や食堂などあちこちで音楽を耳にしたのですが、日本やアメリカで流れているようなポップスはもちろん皆無で、中国語の歌さえもありませんでした。
北朝鮮当局も「音楽は危険」もしくは「音楽は便利」と認識しているのか、耳当たりのいいメロディと、将軍様イケメン的な歌詞の歌ばかりを、日々人民の皆様にぶっこんでいるようです。
とはいえ人民の皆さんにも、マンセー音楽の中からどれを聞くかを選ぶ権利くらいはあるようで、いたるところで「ある曲」を、圧倒的な頻度で耳にしました。
北朝鮮には有線やインターネットラジオはないでしょうし、おそらく手元のCDなどから人民の皆さんがセレクトしてかけているのだと思います。つまりそれが、北朝鮮のビルボード、暫定1位というわけです。
その曲は、こちら!
「行こう、白頭山へ」という曲なのですが、やはりというか、当然というか、最終的には将軍様(一族)のイケメンぶりを歌っています。
とはいえ「民族の心のよりどころ」として白頭山を賛美するのが歌詞の基調なので、個人崇拝臭がそこまでしないのも、人民の皆さんに選ばれているゆえんなのではないでしょうか。
もしくは単にキャッチーだから!かもしれません…。