脂肪溶解注射で顔を細くしたい!
昔から顔の脂肪吸引手術をやりたかったのだが、最近は切らずに脂肪を減らす施術が進化しているということで、美容整形外科のカウンセリングに行ってみた話。
新宿西口にある美容整形外科へ
選んだのは新宿西口にあるチェーン店?でない美容整形外科。男性もOKということなんだけど、やはり他のお客さんは女性ばかり。そしてみんな細くて美人。この人たちはどこを修正する気なのだろうか…?
まあ他人のことを気にしても仕方ない。
問診票を書いたら10分ほどでご案内。優しそうな男性の先生が笑顔で出迎えてくれた。ところが、
「脂肪溶解注射でなんとかならいでしょうか」
と聞いた途端、明らかに先生の顔が曇った。なんというか申し訳なさそうな感じだ。顔にスマンと書いてある。先生はおもむろに視診、触診をしてこう言った。
脂肪溶解注射は合理的ではない…!
「脂肪吸引手術のほうがいいと思います」
マジか。おい。あかんのか。最新技術でも俺の顔は細くならんのか。やっぱ切らないといかんのか。
どういう理由なのか詳しく聞いてみると、まず最新の脂肪溶解注射(FatX core)は1回7万円(1バイアル10cc注入)かかるとのこと。
自分の脂肪量と体格(178cm/80kg)だと効果を見込むには5回は注射が必要で、つまり35万円かかる。またDT(ダウンタイム=施術後の痛い期間)も5回あることになる。FatX coreは効果が高いぶん、DTの痛みもきついらしい。
ところが脂肪吸引手術なら27万円ほどで済むうえ、一発で脂肪が取れるのでDTも1回だけ。コスト、そして身体への負担を考えても吸引のほうがいいという判断とのこと。
比較すると合理的なのはわかるが脂肪吸引手術は怖すぎて引く
ご、合理的すぎてぐうの音も出ない。じゃあ脂肪吸引手術をお願いしようかな…と思ったが、術後はしばらくフェイスバンドというゴム状の包帯を顔に巻いて生活しないといけないらしい。
お世話になっている某馬主さんがフェイスバンドを巻いている痛そうな写真をツイートしていたのを思い出し、扁桃腺の手術と椎間板ヘルニアをやったことがある、痛み耐性Sランクの自分でも、さすがにビビって即答を避けてしまった。
中年の脂肪吸引手術はリスクも大きくなる
そのうえ中年の脂肪吸引手術は術後に肌のたるみが生じる可能性があるので、そうなるとリフトアップが必要となるとのこと。そしてまたまた悩ましいことに、脂肪溶解注射ならたるみは生じにくいらしい。
まとめると、身体のでかい中年が顔の脂肪を取ろうとする場合、
- 脂肪溶解注射より脂肪吸引手術をしたほうが早いし安い。
- DTも脂肪吸引手術のほうがトータルで短い。
- 脂肪吸引手術は中年以降は肌のたるみが発生するリスクがあり、その場合はリフトアップ手術が必要。
- たるみが生じにくい点では脂肪溶解注射にメリットがある。
ということのようだ。
脂肪吸引手術が良さそうだけどマジ怖い
予算は10万円くらいの差なら別に気にしないのだが、脂肪吸引手術でアゴ下からカニューレを入れてガシガシやるのはマジで痛そうだし、かといって脂肪溶解注射を5回もやるのも勘弁といったところ。
お金もかからないし痛くもない、運動とダイエットという手があるなと思ったのだが、あまりにも悩ましすぎて、病院の帰りに豚骨ラーメンと小ライス、替え玉を頼んでしまった。
最短ルートを行こうとすると、出費と痛みを伴うのが人生だとよくわかった。そして手術はやるなら若いうちにやっといたほうがいい。さあ、俺はどうするべきなのだろうか?