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熊本のディープな500円サウナ「田迎サウナ」を知っているか!?

2021年12月14日

熊本の秘湯・田迎サウナの実力に衝撃を受けた話

サウナ旅で熊本に行ってきました!

熊本のサウナ旅

熊本でサウナと言えば「湯らっくす」なのですが、「田迎サウナ」という超ディープなサウナもあるのをご存知でしょうか?

熊本の田迎サウナ

住宅街のど真ん中、よくわからん雑居ビルの2階、入浴料500円。そして驚くことに、ここには店員さんがいません。無人なのです。ワンオペならぬゼロオペ!

性善説とお客さんの自治で成り立っているサウナ共和国なのです。

田迎サウナの料金表

ある意味「湯らっくす」と対極をなすサウナです。つまり、ここをクリアしないことには「熊本でサウナに行った」とは口が裂けても言えません。いやそれは言いすぎか。

そんなわけで、ディープでアングラ(サウナ好きのアンテナに引っかからないローカル施設という意味)な田迎サウナのととのいレポートです!

田迎サウナへのアクセス

まずは気になるアクセス方法から。熊本市街中心部からタクシーで20分、料金的には2500円くらいの場所に田迎サウナはあります。

  • 住所 熊本県熊本市南区良町1丁目17-12
  • TEL 096-378-6090

熊本駅から電車とバスを乗り継いで行くこともできます。JR南熊本駅下車し、熊本バスで田迎方面に行って「下乙」で下車してください。そこから徒歩6分です。

レンタカーでもよさそうですが、サウナの駐車場が数台分しかありません。12時の開店直後なら空いているかもですが、事実上タクシーでないとアクセスは難しいと思いました。

田迎サウナの駐車場

つまるところ、500円のサウナに入るために路線バスの旅をするか、5000円かけてタクシーに乗らないといけないのです。これはハードや…。

それでは田迎サウナの店内へ!

では店内に入ってみましょう。シャッターが少し降りているので営業していないように見えるのですが、「営業中」というのぼりがあればやっています。

田迎サウナの入口

中に入ると左手にフロントがあります。無人なので、透明の貯金箱のようなものに500円玉を入れるという方式です。

田迎サウナのフロント

監視カメラが一応あって、こんなふうに映ります。

田迎サウナの料金箱

そして500円玉がない人のために、クリップにはさんだ500円玉がお釣りとしてぶら下げられています。

吊り下げられた500円玉

監視カメラがあるにはあるのですが、いつも常連さんがいて治安もいいので、これが成り立ってるんでしょうねえ。

ロッカールームはかなり年季が入っている

ここからは脱衣エリアなので写真は控えます。まずはロッカールームから。

ロッカーは20台近くあるのですが、まともに開閉できるのは5〜6台といったところです。一部の常連さんはそもそもロッカーを使わず、ソファの上とかに脱いだ服をほったらかしにしています。

このロッカーだと鍵が閉まらないリスクより、閉めたら開かないリスクのほうが高そうです。店員さんがいないので、トラブルはすべて自分で対処する必要があります。ロッカーを使う人はスムースに開閉するやつを探してください(18番がおすすめ)。

浴室内はどんな感じ…?

それでは浴室へと向かいましょう。

中に常連のおじさんがいたら「こんにちは」と軽く挨拶すると良いと思います。みなさんフレンドリーで、他所から来た人にも優しいですよ。

洗い場は4つほどで、驚いたことにハンドタオル、せっけん、シャンプー、サウナマット、ビート板が提供されています。ご、500円やぞ!?

小さめの浴槽がお湯、大きくて深い浴槽が水風呂です。温度計がないのですが、体感的にお湯は40℃、水風呂は17℃くらいでしょうか。

熊本の水道はすべて地下水なので、どちらも水が柔らかくていい感じ。例えるなら「しきじ」の水にそっくりですね。

サウナ室の様子は…?

身体と頭を洗い、サウナマットを取ってサウナ室へと入ります。

やや小ぶりの室内ですが、5人くらいは入れそうです。110℃設定の昭和ストロングでチリチリに暑いです。

壁やそこかしこがDIYで修理されており、正直古くてボロいのですが、掃除が行き届いているのか不潔感はありません。すごくレトロでいい感じ。

ロウリュはできませんが、サウナストーンの脇に手動の扇風機があり、自分で好きなだけ風を送ることができます。これがメチャメチャ熱くて一気に心拍数が上がります。

室内はスーパー熱いのですが不思議と居心地はよく、気がついたら時間が過ぎており、体の芯まで熱が回っていました。

8分ほどですでに心拍数はMAX、かけ湯をして水風呂へ全身をどっぷり浸けると…!

水風呂で桃源郷が見えた

柔らかな水は冷たさを感じさせません。身体をふわっと包み込む感じで、熱を奪うというより、冷たさが染み込んでくる感じです。

先述のように熊本の水道水はすべて地下水。歯磨きも庭の水やりも洗車も地下水なので、もちこん田迎サウナの水風呂も地下水なのでしょう。

このなんとも言えない羽衣のような感覚…一番近いのは静岡の「しきじ」だと思います。

水風呂のあとは椅子でディープにととのう

田迎サウナは古い施設ながらも、サウナーのためにかなりの経営努力をしている印象で、ちゃんと休憩用のベンチも備え付けられています。

田迎サウナの駐車場の看板

洗い場、サウナ、水風呂、お湯、ベンチ、すべてがコンパクトにまとめられており、お客さんも少ないので自分のペースでサウナと向き合えます。こんなん、好きになっちゃいますよねえ。

この日は飛行機の都合で90分ほどの滞在だったのですが、それでもサウナ4セット、お湯2セットで完全に完成しました。

また来るぞ田迎サウナ!

整ったあとは休憩室で椅子に腰掛け、これまた無人販売のオロナミンCをかっ喰らい(人生で一番うまかった)、地元のおじさんと談笑します。ああ、なんと幸せなサウナタイム。

田迎サウナの看板

湯らっくすやかるまるのようなキレキレの施設も最高なのですが、田迎サウナのようなコンパクトな施設も「サウナでととのう」という観点から見ればまた最高だと思います。

簡単に訪問できる立地ではありませんが、なんとか仲間を集めて再訪したいと思います。また来るぞ!田迎サウナ!

田迎サウナの営業時間とアクセス

  • 住所 熊本県熊本市南区良町1丁目17-12
  • TEL 096-378-6090
  • 営業時間 12:00〜20:00
  • 定休日 不定休

  • この記事を書いた人

田中(あらいちゅー)

世界中の変な場所で変なものを食べ続ける、あらいちゅーこと田中です。中華料理、飛行機、カジノ、サウナ、鉄道が大好きで、北朝鮮にいったり鉄道でアメリカ大陸を横断したりと、ちょっと変わった旅をしています。詳しい自己紹介は運営者情報からどうぞ。

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