浅草「まさる」さんの極上江戸前天丼
某先生に「浅草で天丼といえば、まさる!」と強くお勧めをいただいたので、待乳山詣りの帰りに立ち寄ってみました。
「まさる」さんは伝法院通りの脇を入って、さらに路地の奥を入ってぐるっと回ったとろ、というかなりわかりにくい立地にあるのですが、浅草駅からも浅草寺からも近いです。このクネクネした道がむしろ食欲をそそります。
天丼の「まさる」さんに入店
昼下がりの閉店間近なのでガラガラかと思ったのですが、入店すると7分くらいの入り。運良くカウンター席に滑り込めました。ひとり飯なので、テーブルだと変に気を使うんですよね。
メニューは天丼(3800円)と海老天丼(5000円)のふたつですが、この日は海老天丼がないということで自動的に天丼に。ついでに200円でお味噌汁もつけてもらいました。合計4000円は結構なお値段ですが、果たして!?
「まさる」さんの江戸前天丼が着丼!
10分ほど待って、まさるさんの江戸前天丼が着丼です。いやすげえなこれ!(語彙力)
ごま油と薄衣でカラッと揚がっており、とっぷりとタレに浸かったいかにもな江戸前天丼。具材は穴子一本、ホタテ、キス、エビ、エビの頭。いやもうこれは良い香りすぎて解説してる場合ではありません。
店員さんが「頭もしっぽも全部食べられます」と言うので、まずは海老の頭から。香ばしいお煎餅のような香りに、パリパリ食感。少しレアな感じで身と味噌の旨味もあって、こりゃ旨い。ハイレベルだと思います。
キスはほくほく、ホタテは芯がレア。あっさりとした身の旨さと衣、タレのバランスがいいですね。
メインの穴子は野趣あふるる味わい
そしてメイン(?)の穴子へ。ここまでほっくり上品な仕上がりだったので、穴子もそうだろうと思ったら違いました。味も香りも強い、野趣あふるる風味。魚臭いのとは違いますよ。天然の鰻のような、魚の香味がある感じです。
トータル4000円出せばタクシーで吉原土手の伊勢屋まで行けちゃうわけですが、どちらにしようか迷っちゃう感じですね。アクセスは断然こちらで、量は伊勢屋、素材や調理はかなり良い勝負ではないでしょうか。キスは開いた揚げ方ですが、想像以上にホクホクで、お店の下地の良さをかんじさせました。
浅草江戸前天丼「まさる」アクセスと営業時間
- 〒111-0032 東京都台東区浅草1丁目32−2
- 03-3841-8356
- 水曜日・日曜日定休日
- 営業時間・11時00分~14時30分