マスクの価格破壊を引っ張ってきた新大久保ですが…。
つい最近まで日本中の津々浦々で取引されていた闇マスク(ドラッグストア等の一般流通品と区別するため闇マスクと呼んでいます)ですが、5月末ごろから一般流通品がスーパーや薬局に出回るようになり、闇マスクの価格もジリジリと切り下がってきました。
マスクバブルは完全崩壊したと言ってよいと思いますが、価格破壊のリーダー的存在であったわが町・新大久保は、今どうなっているのでしょうか…?
というわけで、新大久保マスク戦争でもひときわ安い価格をつけていたイスラム通りのスパイス屋さんに行ってきました。
ちなみに私は普段からここでスパイスを買ったりビリヤニを食ったりしています。イスラム系のお店はいつも良心的な商売をしているという印象です。
マスクの在庫と価格はこんな感じです。箱入りが50枚1000円ですね。先月の時点では箱無しで50枚1800円が最安値だったので、さらにそこから半額くらいになっています。
上の記事と比べていただければと思いますが、5月初旬と比べて取り扱っているお店の数自体は半減、ディスプレイされている在庫の数も激減といった感じです。
そして箱無しのバルク品がなくなり、全て箱ありの品となっています。
おそらくですが、箱無しマスクの在庫がまだ大量にあるので、箱だけ新たに仕入れて合体させているのではないかと思います。
ネパール料理店や韓国コスメ店はマスクの在庫で苦しんでいる
イスラム通りのお店は50枚1000円で逃げ切り体制に入っているようですが、大久保通りの韓国コスメのお店やネパール料理店はまだ1500円~3000円といった値付けになっており、店頭で必死こいて売っています。結構残酷だなと思うくらいです。
マスクを輸入している業者さんから以前聞いた話ですが、マスクバブルの最盛期で仕入れ値は1枚30円ほどだったそうです。仕入れ値も時間とともにジリジリ切り下がっていると思いますが、それでも1500円では赤字か、大して利益が出ていないと思います。
マスク戦争の教訓とは…?
マスク戦争がはじまって、市中在庫が枯渇し価格は釣り上がりましたが、なんだかんだで2ヶ月もすれば品物は潤沢に手に入るようになりました。そしてその間にもネットや新大久保では普通にマスクが売られていました。
コロナウイルスの第二波が来るのかどうかはわかりませんが、今よりはマスクの供給能力は上がっているはずです。
1000円ぶんか2000円ぶんのストックを手元に確保しておいて、あとは薬局その他で見かけた時に、使うぶんだけ買っていけば、これからもマスクに関しては心配はないでしょう。
なんだかんだ言って備えあれば憂いなしの一言に尽きると思います!