新大久保のスパイス屋では闇マスクを売っている
実は、新大久保ではマスクが売られています。
売っているのは薬局ではなく韓流ショップやスパイス屋さんで、ここでは便宜上「闇マスク」と呼ぶことにします。
手持ちのマスクが切れかかっているので、スパイス屋さんのほうでひとつ買ってきました。
お値段は5枚入り700円。1枚あたり140円とかなりの暴利ですが、調達価格もそれなりに高くなっていると思うので、そこまで儲かる商売でもなさそうです。
私は新大久保の地元民で、普段から野菜やらスパイスやらをそこで買っているためか、650円にオマケしてもらえました(笑)。
マスクを売っているスパイス屋さんの場所は?
場所はあえて書きませんが、新大久保駅を出て大久保通りを東新宿方面に歩いていれば、普通に路上で売っているので見つかるかと思います。
最近は怪しいウイルスブロッカーやら除菌クリームやら、あちこちの店が色々な除菌グッズ・抗ウイルスグッズを売っているので、ますますカオス度合いに拍車がかかってきましたね。
本当に日本製なのか…?
さてこのマスクですが、デカデカと「日本製」と書かれています。
外包装はけっこうしっかりしていて、パッケージはオモテウラともにちゃんとした日本語が使われています。
個人的には「もう一歩で完全に日本製に見える」と感じましたが、かといって日本製でないとは言い切れないというくらいのクオリティです。
裏にも「原産国 日本」と書かれています。
スパイス屋で売られている以上、パキスタンなりバングラディッシュなりのアジア製ではないかと思ってしまうのですが、正直なところはわかりません。
ちなみに、カケンテストセンターというのは実在するテスト機関のようです。
唯一怪しいのが販売者名で、アンチエイジングではなく「アンチェイジング研究所」となっています。ちぇい!
実在する会社なのか、とりあえず法人検索してみましょう。
「アンチエイジング研究所株式会社」はひっかかったので実在する会社のようですが、このマスクに書かれているのは「チェイ」です。
単なる誤記載かもしれませんし、たまたまチエイとチェイで名前が似ているだけかもしれません。
しかし何よりそれより、連絡先の電話番号が090で携帯電話になっています。なんとなくアジアの鼓動を感じますねwwwwwwwwwwww
続いてパッケージに印刷されていたバーコード番号を検索すると、こちらはキチンと先述のアンチエイジング研究所が出てきました。
うーん、やっぱり本当に日本製なのではないかという気がしてきました。
日本製のマスクを雑に再パッケージしたものか、アジア製マスクを日本で再パッケージしたものではないでしょうか。
このロゴも見たことないメーカーですが、けっこうしっかりしています。
アジア製マスクをここまで手間ひまかけて日本製に偽装する必要はない(バングラデシュ製と書いても飛ぶように売れるはず)ので、個人的には日本製、もしくは日本で再パッケージされたものに一票入れたいと思います。知らんけど。
肝心のマスクの品質は…?
肝心の中身ですが、まず表側はこんな感じです。
うーん普通ですね。続いて裏側。
こちらも至って普通でした。
材質も縫製(というのかどうか)も特段おかしなところはなく、またパッケージにゴミが混入している様子もありません。
どういう環境で製造されたかわからないので十分に清潔なのかは謎なのですが、特に不潔な感じも受けませんでした。
結論として闇マスク高いけどまあいいんじゃないという感じ
というわけで、まあ悪くないんじゃないという感じの闇マスク。値段はたしかに高いのですが、手に入るだけラッキーというご時世なので致し方ないでしょう。
とはいえ焦って買う必要もないと思います。近くのマツキヨでは時折5枚398円で売ってたりするので…。
国内メーカーもズンドコ作っていますし、アリババでも50枚2000円くらいで売られるようになってきました。マスクバブルの崩壊は近いと思います!