ブリティッシュエアウェイズのファーストクラスラウンジで英国式朝食を…!
乗り継ぎで降りたヒースロー空港のファーストクラスラウンジで、コテコテのフル・イングリッシュ・ブレックファーストをいただいたレポートです!
今回は日本ーロンドンーベルリンという旅程なので、ヒースローで乗り継ぎが発生します。イギリスはシェンゲン協定に加盟していないので乗り継ぎは国際線扱い。なので国際線ラウンジが使えるのがよいですね!
ヒースロー空港は激混みで歩くのも大変なほどで、ラウンジに入れないと長時間の滞在はできません。今回はファーストクラスラウンジが利用できるので、セキュリティチェックを抜けて右手側、エスカレーターを降りてラウンジへと向かいます。
ファーストクラスラウンジでは馬がお出迎え
競馬の母国イギリスということで、ラウンジでは馬がお出迎えしてくれます。
ちなみに乗り継ぎではなく、チェックインカウンターからだとこの入口になるようです。
いきなりメチャクチャ混んでていてちょっとゲンナリしますが、内装ばかり質実剛健という感じで悪くないですね。
ちなみに「ギャラリーズラウンジ・ファーストクラス」という愛称がついているようです。
なおヒースローのターミナル5にはブリティッシュエアウェイズのラウンジがふたつあり、片方はビジネスクラス&ワンワールドサファイア向けとなっています。間違えて入ってきたので、そちらもいつかレポートしますね。
ワンワールドエメラルドではコンコルドルームには入れません!
ギャラリーズファーストクラスラウンジは、ファーストクラス搭乗客でなくてもワンワールドのエメラルドメンバーなら入れます。しかし本当のフラッグシップラウンジである「コンコルドルーム」には入ることができません。
ギャラリーズファーストクラスラウンジは激混みなうえにデザインも内装も簡素ので「あれっ、これファーストクラスラウンジなの?」と戸惑うことがあるかと思いますが、設備は国際線ファーストクラスラウンジの水準かなと思いです。トイレが少なくて並ばないといけないのには閉口しましたが…!
ラウンジ内の設備はこんなかんじ
取り立てて変わったところはないのですが、ラウンジ内の設備をご紹介します。
まずはお酒。種類豊富という感じではなかったのですが、ワインとシャンパンが用意されていました。
お酒は飲まないので、銘柄については高いのか安いのか、旨いのかそうでないのか、よくわかりません。すいません。
また面白いことに、テラス席もあります。居心地良さそうではあるのですが、この日はメチャクチャ暑くてはラウンジ内でも冷房の効きが悪いくらいで、屋内とはいえ太陽光を浴びたいという人はいないようでした。
お茶はトワイニング製品を色々と試せます。お茶に関してはもっといい製品がイギリスにはあるんじゃないかという印象ですが、いかにもな英国という感じですし、ブリティッシュエアウェイズの機内でもトワイニングのお茶が出ますから、それに合わせているのでしょう。
いよいよイングリッシュ・フル・ブレックファースト!
さあ、そろそろ朝食といきましょう。ブリティッシュエアウェイズのファーストクラスラウンジでは、朝食の時間帯にはビュッフェでゴリゴリの英国式朝食が出ると聞いていたので、ちょっと楽しみだったのです。
まずはソーセージにブラックプディング、カリカリのベーコン。ブラックプディングとは血を使ったソーセージのことで、かなり安い食材と聞いていますが、それを敢えてファーストクラスラウンジで出すというのが、ゴリゴリの英国っぽさを感じられて良いですね。
こちらはスクランブルエッグとベイクドビーンズ。味付けはあっさりです。
ヨーグルトコーナーにはフルーツやポリッジもありました。ポリッジというのは麦と牛乳で作ったお粥のことです。
続いてフライ(多分ハッシュドポテト)とマッシュルーム。マッシュルームは肉厚でデカいのを美味しいのかどうかよくわからない微妙な味付けで焼いてあり、逆に素材を感じられて旨いです。
英国式朝食っぽく盛りつけてみました!
そんなには食べられないのですが、それっぽくゴチャっと盛りつけてみました。まったくふっくらしていない四角いパンの周りにおかずをドサッ。なんとなく英国っぽくありませんか?
味はまあそこそこのホテルの朝食という感じなのですが、英国で、ブリティッシュエアウェイズのラウンジで、コテコテのフル・ブリティッシュ・ブレックファーストという体験そのものが楽しいですね!
ちなみにこのラウンジはパンとケーキが豊富で、これでもかというくらい積まれています。水も瓶入りのミネラルウォーター。高級感があるのかないのかよくわからないラウンジなのですが、食事に関してはガッカリすることはないでしょう。
ちなみに、夜だとビュッフェの食事は結構やばいのですが(上記写真参照)、頼めばハンバーガーなどを別に作って持ってきてくれるようです。次回の旅ではそちらも試してみたいと思います!