宗谷岬って冬は営業してるの?
北海道観光といえば夏。これは鉄板です。
どうしてかと言うと、冬場は観光地が閉鎖されていたり、土産物屋やレストランが営業しておらず、インフラが整っていないからです。
しかし宗谷岬はどうでしょう。冬だから岬がありません、なんてことはないはずです。
というわけで、2月に稚内市内から宗谷岬に行ってみました。
宗谷岬は冬期に開いているの?
結論から言うと、冬期でも宗谷岬には入れますし、「日本最北端の地」のモニュメントや、間宮林蔵の銅像など、インスタ映えしそうなスポットは開放されています。雪かきも一応はされています。
むしろ天気が良ければ冬場のほうが樺太がよく見えると思われますし、なんといっても流氷が見られることもあるので、景色が目当てなら、むしろ冬期のほうが面白いのではないでしょうか。
宗谷岬までのアクセス(冬期・夏季共通)
というわけで、宗谷岬までのアクセスを解説します。
宗谷岬までは鉄道は伸びていないので、稚内市内からタクシーやバスで移動するか、もしくは稚内空港からタクシーで行くしかありません。
タクシーは通年営業しており、バスも同様、冬期でも営業しています。
アクセス的には、夏でも冬でも全然問題ありません!
宗谷バスかタクシーで行くしかない
バスは「宗谷バス」という会社になります。
片道1390円とびっくりするほど高いのですが、稚内市内からタクシーだと1万円近くになってしまうので、致し方ありません。
時刻表は以下の通りです(2018年2月現在)。
1日7便しかなく、けっこう不便です。
ちなみに片道50分ほどかかります。遠っ!
稚内駅→浜頓別・音威子府方面行き(稚内~宗谷岬~鬼志別~浜頓別~中頓別~音威子府)
- 浜頓別高校行き05:45 → 06:35
- 浜頓別高校行き08:38 → 09:28
- 音威子府行き10:22 → 11:12
- 音威子府行き13:20 → 14:10
- 音威子府行き16:20 → 17:10
- 浜頓別高校行き18:15 → 19:05
- 鬼志別行き19:44 → 20:34
宗谷岬→稚内方面行き(音威子府~中頓別~浜頓別~鬼志別~宗谷岬~稚内)
- 駅前ターミナル行き07:21 → 08:26
- 駅前ターミナル行き08:29 → 09:25
- 駅前ターミナル行き10:17 → 11:11
- 駅前ターミナル行き11:56 → 12:50
- 駅前ターミナル行き15:01 → 15:53
- 駅前ターミナル行き17:46 → 18:40
- 駅前ターミナル行き21:06 → 22:00
ご覧の通り、バスは本数が少なくて不便なので、4人くらいメンバーがいるのなら、タクシーを借り切ったほうがだいぶと楽でしょう。
地元にはタクシー会社が数社あるので、ホテルのフロントでお願いするか、普通に電話をかけて、稚内市内から宗谷岬まで往復したいと言えば大丈夫です。ゆっくり食事をする等の予定がなければ、往復の時間も込みで、3~4時間も貸し切れば十分でしょう。
そして裏技?ですが、稚内空港は稚内市内よりも宗谷岬のほうが近いので、「稚内空港から往路宗谷岬を経由する」「稚内市内から宗谷岬を経由して稚内空港に行く」という組み立てもよいと思います。
冬場は宗谷岬周辺を散歩できるの?
宗谷岬と言えば、「見渡す限りの大草原、そして反対側は海」というイメージですが、冬場は大草原が大雪原になっています。
これはこれで楽しいのですが、道や階段などの雪かきが十分ではないため、動きやすい靴でなければ行動できないと思います。足腰の悪いお年寄りにも厳しいと思うので、正直冬場はおすすめできないという感じでした。
逆に、海と大雪原、そして澄んだ空のコントラストは素晴らしいです。足腰に問題のない方なら、冬の宗谷岬はかなり楽しめると思います。
宗谷岬のレストランやお土産屋さんは?
宗谷岬にはレストランやお土産屋さんがあれこれありますが、残念ながら冬期は開店休業状態です。
大きなお土産屋さんが一応営業していたので、お土産を買うのには不自由しませんでしたが、食事は選択肢が少なく、厳しそうな感じでした。稚内市内で美味しいものを食べたほうが無難だと思います。
稚内空港のレストランやお土産屋さんは?
稚内空港には小さなお土産屋さんが2件と、学食のような食堂がありますが、どちらも通年営業していますので、買い物や食事にこまるということはありません。クオリティも学食と大差ないので、稚内市内で美味しいものを食べたほうがよいと思います。
というわけで、宗谷岬からご報告でした!