シカゴ・オヘア空港のポラリスラウンジでハンバーガーをいただく!
アメリカと言ったらユナイテッド航空。ユナイテッド航空といえばシカゴ。
私の飛行機大好き人生の起点であるシカゴ・オヘア空港から、(ユナイテッド航空ではなくANAですが)ファーストクラスに乗る機会に恵まれました!
というわけで、今回はユナイテッド航空の最高峰ラウンジである「ポラリスラウンジ」と、そこで出てくる絶品のハンバーガーのお話です。
オヘア空港は80年代アメリカのデザイン力と工業力をすべて投入したような、真っ白なのに重厚で可憐な空間デザインで知られています。
シカコが舞台の映画ではよくロケ地に使われており、私は「ベスト・フレンズ・ウエディング」という映画に登場したオヘア空港の景色に目を奪われ、そこから飛行機好きになったという次第。
どうですこれ、素敵でしょう!
そのオヘア空港には、ユナイテッド航空(ならびにスターアライアンス便)のビジネスクラス・ファーストクラス搭乗者限定の「ポラリスラウンジ」があり、そこのハンバーガーが名物というわけです。
ユナイテッド航空ファンとして、ラウンジのタダ飯大好きおじさんとして、とくと味わってきたいと思います!
さっそくポラリスラウンジへ
チェックインカウンターからとにかく延々歩いて、ようやっとポラリスラウンジに到着しました。
繰り返しますが、ここはビジネスクラス・ファーストクラス搭乗者限定で、エコノミークラス・プレミアムエコノミークラス利用のスターアライアンスゴールド会員はユナイテッドクラブに飛ばされます。
そんな選ばれしラウンジではあるのですが、残念ながらファーストクラス民・ビジネスクラス民がシカゴにはイナゴの佃煮のようにいるため、メッチャ混んでいます。
でもまあこんなラウンジなんで文句も吹き飛んじゃいますね!
飛行機を間近に眺めながら飲んだり食ったり喋ったり仕事したり。飛行機好きには最高のラウンジだと思います。
バーカウンターでカクテルを頼むもよし。アルコールやワインを注文するもよし。好きなドリンクを片手に、ユナイテッドの機体をなめるように眺めてください。
なお、レストランでは特製のオリジナルカクテルをオーダーできますよ~。
ラウンジ付属の無料レストランでハンバーガーを注文する!
というわけで飛行機とドリンクを堪能したら、ラウンジ付属の無料レストランへ行きましょう。
空港ラウンジによくあるビュッフェと違って、フルサービスのレストランになっています。
頼むのはもちろんユナイテッド航空特製のハンバーガーですが、係の優しいお姉さんが「サラダはいいの?」「ハンバーガーにチーズと目玉焼きを入れるとおいしいわよ」「フレンチフライもつけるわよね?」「デザートはいいの?」とめっちゃ親切に悪魔の囁…アドバイスをしてくださり、気がついたらちょっとしたコース料理になっていました。
まずは特製のサラダ。正直期待はしていなかったのですがメチャクチャ美味しいです。
香り豊かなガーデンサラダ。かすかな青さというか、土の香りが食欲をそそります。ソースとチーズも相性抜群。
サラダがこれだけうまければほかも旨いやろと確信します。
そしていよいよユナイテッド航空特製のハンバーガーがきたああああああああああ!
きたああああああああああああああああああああああ!!(くどい)
大きいので半分にカット。皮がしっかりめのふわりとしてたバンズ、カリカリのベーコン、目玉焼き。そして肉厚でジューシーなパテ。
もうこんなん旨いに決まってますやん…。
実際めちゃくちゃ旨い…いままで食ったハンバーガーで一番うまいかもしれません。
ちなみに1位はこれ、2位はアムトラックのハンバーガー、3位はロサンゼルスのインアンドアウトです。
フレンチフライが相当な量で腹がパンパンなのですが、調子こいて頼んでしまったデザートもいただきます。
キャラメルソースとクリームを添えた焼きタルト。
ソースは激甘ですがタルト自体はしっとりしたお味で、トータルで大変バランス良く、ソースも残さず美味完食してしまいました。
そして調子をぶっこいて、お酒弱いにも関わらず特製カクテルを注文してしまいました。
めちゃ美味いんですがそこはアメリカ、アルコール度数も量もたっぷりでっぷりで、すっかり酔っ払ってしまいました。
一応ビュッフェにも寄ってみた
ハンバーガーでお腹いっぱいなのですが、一応はビュッフェにも寄ってみました。
ホットミールは数種類といったところ。やはりレストランでの食事がメインなのでしょうね。
そのかわりおつまみ系が充実しており、なかでもチーズとサラミが山のように積まれているのは「アメリカやな!」という感じです。
デザート類も種類は控えめ。意外なことにそれほど甘くなく、ナイスなお味でした。
パン類はこんな感じ。やはり種類だけならビジネスクラスラウンジのほうが上かな、といったところです。
シャワーも借りてみた
出発前にお風呂も借りてみました。
受付はよくある、シャワーブースの前にいるオバハン(驚くほど愛想がなく、いくらアメリカでもありえないだろというレベルだったのでオバハンと呼びます)に頼んで順番待ちするシステムです。
ラウンジは昼くらいからとにかく芋洗い状態で混むので、できれば到着してすぐ申し込んだほうが良いと思います。
浴槽ではなくシャワールームですが、広さと清潔感は十分です。
シャンプーなどなど。質はよさそうでした。
おおっ、と思ったのがタオル類。どこかのブランドとのコラボだと思いますが、UAロゴの耳がついているオリジナルですね。
風呂自体はいたって普通ですが、ここにはちょっとスペシャリティを感じました。
続いては機内食のレポートだ!
…そんなわけでラウンジを堪能して、ファーストクラスで日本に戻ります。
そちらでは和食をいただいたので、興味がある方は以下のレポートもご覧くださいね。
またいつかシカゴに戻りたいなあ~。