Nikon Series E 100mm F2.8の写りに気をよくして、「ゴミみたいな評価のレンズが復活するんじゃね?」と思い、SIGMA AF24-135mm F2.8-4.5を12800円にて衝動買い。
ニコンから24-120mm F4 VRというレンズが出ていますが、こちらは2.8スタートの上にテレ端が10%長くなる、という変態スペックのレンズです。
それだけ無理をしているせいか、写りは開放では甘甘。F5.6くらいに絞って、やっと普通に写ります。
レンズに光源が入ると盛大にフレアが起りますし、先述のように開放付近での描写は甘甘。
とにかく絞る必要があるので、テレ端で使いにくいことこの上なし。こう書くとロクな点がないようですが、
- 24-135 F2.8-4.5という立派なスペック
- 軽量
- 1万円台前半で手に入るという爆安ぶり
- 驚いたことにAFがなり早い(もちろんカプラー式でモーター内蔵せず)
- 写りが微妙に昭和っぽい
と素晴らしい(?)点もいくつかあります。
微妙にシアンっぽい色が乗るのも、なんともいえぬ味が…。
※9MPに縮小
ニコン純正の24-70がVRにアップデートされるまで、もしくはタムロン新型のレビューが上がってくるまでの中継ぎ…として買ったつもりでしたが、動画やポートレートで昭和テイストを発揮する、手放せない一本になるような気がしてきました。
ワイド端で開放で動画を撮ったりすると、案外しみる絵になるかもしれません。
逆に「明るいお便利ズームなのにフレアを出しまくれるレンズ」と考えると、動画的には相当貴重なのではないでしょうか?
そしてまあ、ぶっちゃけ、D800の高感度を活かしてISO1600→9MPに縮小、というワークフローにしてしまえば、普通のお便利ズームとしてもかなり使い手がありますよ。
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