従業員さんの笑顔が素敵なJWマリオット香港
セントレジス、ザ・リッツ・カールトンと並ぶ、マリオットグループの「クラシック・ラグジュアリー」カテゴリにあたる「JWマリオット香港」。
一泊3~4万円というレンジの高級ホテルですが、出張のついでにポイントで宿泊してきました!
お部屋、アクセス、サービス、スタッフさんの応対など、体験談をつらつらと書いていきますので、JWマリオット香港に宿泊を検討している方は読んでみてください!
ロビー自体はあまり広くないのですが、ラウンジ(カフェ)部分は天井をかなり高くとっており、全景はとても開放的です。ガケの斜面に建っている(?)のをよく活かしている設計だと思います。
チェックイン・チェックアウトのフロントはこんな感じ。スタッフさんの配置は必要十分で、待たされることはありませんでした。
英語も丁寧です聞き取りやすく、こちらのレベルに合わせて優しく喋ってくれました。特にチェックインで困ることはないと思います。
日本語のわかるスタッフさんに助けてもらう
ちなみに日本語ができるスタッフさんもコンシェルジュデスクにいるようです。
この写真の奥にあるのが、そのコンシェルジュデスク。仲間がフェリーに荷物を忘れてしまったのですが、先述した日本語のわかるスタッフさんが、うまく先方と話をつけてくれたそうです。感謝。JWマリオットに泊まってよかった~と、忘れ物をした本人は話していました。
JWマリオット香港のお部屋はこんなかんじ
というわけで、チェックインを済ませたら、お部屋へと向かいましょう!
JWマリオットの標準的なお部屋です。広さはそこそこですが、入り口から部屋の居室部分に細い廊下があるという作りになっており、専有面積の割には広大さを感じます。いいデザインだと思います。
spg amex(マリオットゴールド)のお陰でアップグレードがかかりましたが、普通に予約した仲間とそれほど部屋の内容は変わっておらず、どうやら階層が上になっただけのようでした(笑)
※ただバスタブのない低グレードの部屋もあるそうなので、そこからアップグレードされたのかもしれません。
ウェルカムフルーツとウェルカムドリンク
同宿した友人によると、ウェルカムフルーツはマリオットの上級会員でなくともあるらしいのですが、マリオットゴールドのおかげでこちらにはウェルカムティーがありました。
果物は晩飯にこたえるので手をつけませんでしたが、お茶はおいしくいただきました。そこそこ品質の高そうな中国茶を、優しそうな女性のスタッフさんが淹れてくれました。少し普通話で話すと喜んでくれたようで、普通話で答えてくれました。こういうのも旅の醍醐味ですね!
バスルームとアメニティは?
続いて気になるバスルームとアメニティのチェックです。
バスルームはかなり広いですね。バスタブとシャワーブースが独立しているのもいいと思います。トイレにウォッシュレットや保温便座がないのはやや残念に思いました。
アメニティ類はアロマテラピー・アソシエイツのもので、こういったブランドではそこそこ高級なラインに該当すると思います。写真左側にある筒にはバスソルトが入っており、楽しませてくれます。
シャンプー、トリートメントだけでなく、歯ブラシ類も全てアロマテラピー・アソシエイツのものでした。
バスローブもあるよ!
高級ホテルなので当たり前といえば当たり前なのですが、JWマリオット香港にもバスローブがあります!
ウォークインクローゼットと呼べる広さのクローゼットに、肌触りの良いバスローブがふたつ入っています。素材を確認しわすれたのですが、綿というよりシルクという肌触りです。こういうところの衣類なので化繊だとは思うのですが、妙なチクチクや静電気はありませんでしたよ!
そして最後にお部屋からの眺めを。かなりの絶景ですね。
JWマリオット香港の弱点はアクセス
JWマリオットは施設、アメニティ、高級感、スタッフさんのホスピタリティ、どれをとっても一線級で、3万円くらいで泊まれるのであればお得感のあるホテルです。しかし難点はアクセスにあります!
アドミラリティ(金鐘)の駅直結ではあるのですが、ホテルまではパシフィックプレイスを延々通っていかねばならず、かなり歩きます。
また丘を削って建っているような立地で、かつ入り口は山側にあるので、歩いてトラムの駅や金鐘の街に出るのも一苦労です。総じて、ロケーションはいいのにアクセスは悪い、という感じです。
上記の通り、崖に建っている&パシフィックプレイスに隣接しているせいで、ホテルの階層もかなり意味不明なことになっています。これは、初見の人が徒歩でアプローチするのは一苦労でしょう。W香港もそうでしたが、香港の高級ホテルはこういうところが困ります。
そんなわけで、基本的にはタクシー移動される方のためのホテルですが、困ったとこにあまりタクシーが通りません。流しのタクシーは近場だと乗車拒否をしてくる始末で、迎車してもらう前提でみなさんお使いでした。
そんなわけで、街歩き派の方やアドミラリティ・ワンチャイあたりに用事があるので徒歩圏のホテルを探したい、という人には実は不向きなホテルだと言えます。
JWマリオット香港、総評としてはおすすめ!
JWマリオット香港は、マリオットのクラシック・ラグジュアリーラインにしては3万円程度で宿泊可能で、ややリーズナブルと言えます。徒歩でのアクセスとウォッシュレットがない以外は大変よいホテルだと断言できます。手放しで誉められないのが悩ましいところですが、滞在スタイルに合わせてホテルを使い分けていただければと思います!