国税・都税はクレジットカードで納税するとマイルが貯まってお得!
ありがたいことに、都税・国税などの納税をクレジットカードで行えるようになりました!
※都税は個人情報流出騒動で一時的にサービス停止になっていましたが、平成30年3月現在では復活しています。
クレジットカードで納付すれば、当たり前ですがマイルやポイントがたまります。問題は納付に際して別途手数料が必要なことです。
手数料率は納付額によって変わりますが、大体のケースでは0.8~1%程度になるはずです。
1マイル1円以上のカードで納税すれば得!
従って1%=1円換算(1マイルや1ポイントの価値が1円以上ある)以上のクレジットカードなら、カードで納税したほうがお得になります。逆にここが0.6円くらいになってくると、手間暇を考えても、銀行などで納付したほうがよいでしょう。
そのほかのクレジットカード納付の利点は、なんと言っても支払いの手間が省けるのと、高額決済をしたということで、ブラックカードやプラチナカードのインビテーションが来る可能性があることでしょうか?
陸マイラー的にはクレジットカード納付がメチャクチャお得
ポイントのつくカードで納付するか、マイルのつくカードで納付するかは考えどころですが、個人的には航空会社カードを勧めます。
マイルはお金で買えばおおむね1マイルあたり2円から3円はしますし、ファーストクラスなどの得点航空券に変えれば、1マイルあたり10円程度の価値で使えます。
1%の決済手数料で1マイルがもらえると考えれば、クレジットカードでの税金納付は、陸マイラー的には十分にお得な取引となります。
そんなわけで、特に理由がなければマイラーは税金をクレジットカードで納付したほうがよく、家賃と税金を合わせれば、年間何百万円といった支払いも可能なため、軽々とマイルがたまるチャンスとなります。
そこそこの納税額がある方でしたら、単年で国際線ビジネスクラス、複数年で国際線ファーストクラスを狙えるのではないでしょうか。
税金の支払いに使ってはいけないカードがある
ほとんどのクレジットカードで税金の納付自体は問題なくできるのですが、納税での利用にはポイントがつかなかったり、付与ポイントが通常のショッピングの半分になるというカードもあります。
たとえばアメリカン・エキスプレスなどは、税金納付で使う際にはポイント還元率が半分にされてしまいます。筆者はこれを知らずにSPGアメックスで大金を納税してしまい、大損しました。
これは残念ながらカード会社ごとに対応が違うようですので、お手元のカードの発行会社に問い合わせるしかありません。
国税と地方税の違いもご注意
そしてもう一つの問題として、地方税の支払いではポイントがついても、国税の支払いではポイントがつかない、という可能性もあります。
国税をカートで払う人が少ないのか、このあたりはカード会社のホームページを見ても記述がないことが多く、これまたカード会社に対して、別個に問い合わせをしなくてはなりません。
ANA SFC VISAは国税でもマイルがつく!
私が調べた(コールセンターに電話で聞いただけですが)範囲だと、ANA SFC VISAゴールドカードで国税(小生の経営する会社の法人税や消費税)を支払うぶんには、問題なく1%換算でポイントがつくようです。
※券面は公式サイトから引用したダミーです。画像のカードはJCBなので、このカードをお持ちの場合はJCBに問い合わせてください。
ANAカードの場合、VISAカードは三井住友VISAカードから発行されていますので、三井住友に問い合わせます。ANAに聞いてもわかりませんのでご注意を!
というわけで、みなさんも貰えるものはどんどん貰って、狙いの特典航空券をゲットしてくださいね!
まとめ
- カードで国税や地方税(都税など)が納付できるようになった。
- 納付には別途手数料が必要だが、事実上1%以下である。
- カードによっては税金納付ではポイントやマイルがつかなかったり、半額になることがある。
- 地方税だけでなく国税でもマイルやポイントがつくカードがある。
- 基本的にはカード会社に対応を問い合わせるしかない。
- ANA SFC VISAゴールドは問題なかった。
- SPG AMEXは税金納付時にはポイントの還元率が半分になったので使わないほうがよい。