X-T2は夜景スナップ撮影に最強だと思うのですが…。
オフィスが渋谷にありますので、ライフワーク?として、通勤の途中にあれこれと渋谷でスナップを撮っています。先日のハロウィンでは、こんな一枚を。ベルビアの色が、窓によりかかる人の姿を際立たせてくれています。
街中での夜景は広角・中焦点・望遠、どの焦点域で撮っても味があるものです。とはいえ人混みの酷い渋谷で、レンズの付け替えなどは事実上できません。どれか一本つけていくなら何にするか、私の結論はXF16-55mmF2.8 R LM WRでした。
夜景にXF16-55mmF2.8 R LM WRをおすすめしたい理由
まずは先述のように、不満の無い広角端の広さが得られること。街中では被写体まで歩いて寄れますし、どのみち人混みのなかではそうするしかありませんから、望遠端よりは広角端を優先したいのです。
そして基本的な画質がよく、フレアの出方もきれいで、ビルや街の照明を撮ると艶のある画像が得られる点が気に入っています。開放でも十分な絵が出ますが、F4あたりまで絞ると万全です。
とにかく重たいレンズではあるのですが、X-T2に装着して、中くらいのカメラバッグに放り込んで毎日歩いています。夜景スナップはX-T2の高感度(ISO6400くらいまでは平気です)と、XF16-55mmF2.8 R LM WRの高画質を生かせる被写体だと思いますので、皆様もぜひ、この組み合わせで遊んでみてください。