DENON DA-300USBをレビューしちゃうぞ!
BDプレーヤー(PS3)の音声をピュアオーディオ系に流し込むべく、DENON DA-300USBを購入!
なんとPS3からは48KHzにダウンコンバートされた信号しか出ない!なにこれ!
というわけで、人柱覚悟でポチった上海問屋のHDMIサウンド分離機(DN-84480)が届くまで、ピュアオーディオだけで遊んでみます。
まずはマランツSA-15S2のアナログ出力と、DA-300USBをDACにした場合とで、普通のCDを聴き比べ対決。
試聴には、STAXのヘッドホンセット・SRS-4040(SR-404 Signature+SRM-006tA)を使います。
DA-300USB経由の方が、音が整理されてて、ノイズ感も減って、やや大人しいかなという感じ。
かなり微妙な差です。個人的にはマランツのほうが伸び伸び鳴ってて好みですが、5万円出してこの差はどうなのか?というのが正直な感想。
まぁ、SA-15S2も流石に15万円クラスのSACDプレーヤーなので、DACもそれなりにしっかりしているのでしょう。
もしくはSACDプレーヤーなので、ノーマルCDのDA変換がゆるいのかもしれません。
Audirvana PlusでPCオーディオに挑戦してみる
先述のように、マランツSA-15S2のアナログ出力と、マランツから同軸でデジタル信号を出してDA-300USB経由でアナログ出力した場合とでは、音の変化は僅差でした。
ではリッピングしたCDを、Audivana Plus + MacBook ProからDA-300USBに接続した場合はどうでしょう。
つまり、SA-15S2のアナログ直出しと、Audirvana Plus + MacBook Pro + DA-300USBとでは、どちらが良いかという実験ですね。
…結構な差がある気がする…。
悔しいことに、これは結構な差があるような気がします。
Audirvana Plus + MacBook Pro + DA-300USB のほうがSNが良くなって、ボーカルが前に出てきています。
先の実験の結果は僅差で、DA-300USBの動作としては、デジタルデータをDACにブチ込むところまでは大体同じ。
なら差はあまりないだろう…という予想をしていたのですが、これなら投資の価値があるな、という結果でした。
PCオーディオもマニアックな世界になると、再生ソフトやUSBケーブルの質を云々するわけですが、これはもう少し掘り進めてみよう、という気になってきますね。
Audirvana PlusでDSD 5.6MHzのソフトを再生してみる
最後にオマケで、Audirvana PlusからDA-300USB経由で、DSD 5.6MHzのソフトを再生してみます。
ソフトはe-onkyoで買った、戦場のメリークリスマス(Merry Christmas, Mr. Lawrence)。
DSD 5.6MHz版はクソ高く、1曲720円もしたのですが、これも実験のためです。ネットオーディオの世界は金がかかりますね。
で、買ってから気がついたのですが…。
これシンセの曲だったわ。
当時のシンセがDSD 5.6MHz以上の情報量で音を出していたとは思えないので、このソフトがDSD化されること自体にどれぼとの意味があるのかは、知識のつたない小生の脳みそではよく解りません。
が、アナログシンセの曲のような気もするし、そうでなくてもアナログで処理された部分もあるにはあるのでしょう。難しいことをグチャグチャ言わず、とりあえず聞いてみます。
CDとは結構な差がある気がする…。
PCオーディオ、まだまだ研究しなくてはいかんですね!