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ドイツ・バーデンバーデンのカジノについて詳しく話す

2013年1月17日

ドイツ・バーデンバーデンのカジノで遊んできました

出張のついでにフランクフルトからバーデンバーデンまで足を伸ばして、憧れのカジノで2晩ほど遊んできましたので、詳しい情報をご報告します!

フランクフルト国際空港からバーデンバーデンまでは、列車とタクシーを乗り継いで2時間ほど。

空港からほぼ乗り換え1回で行けるので、旅程自体はさほど苦にはならないのですが、バーデンバーデンの駅からカジノがある市街中心部までけっこうな距離があるので、一人旅だとタクシー代的にややしんどいかもしれません。

意外と厳しくないカジノのドレスコードチェック

バーデンバーデンのカジノといえば、気になるのはドレスコード。

高級カジノだけに、ドレスコードはブラックタイです…なんてことはなく、ジャケット+ネクタイ。以上です。

ただし、ジャケットもクラシックでないものは受け付けで止められる模様。ネクタイも同様ではないかと思います。

NGな衣装を着ていると、入り口で奥田瑛二そっくりのおじさんに止められてしまいます。その際は出直すか、貸衣装を借りましょう。

バーデンバーデン・カジノの入場チケットは1日券

カジノに入る前に、入り口左手のカウンターでパスポートを提示して入場券を作る費用があります。

こちらは1日券です。入退場は自由ですが、営業日をまたぐと作り直しになります。めんどくさいですね。

バカラがない!ゲームの種類はマジで少ないバーデンバーデン

驚いたことに、バカラがありませんでした。カジノから撤去されてしまったようで、テーブル自体がありません。シュマン・ド・フェール形式のバカラを打ってみたかったのですが…曜日によってはあるのでしょうか?

各ゲームの台数はざっと、ルーレット10台、ブラックジャック4台、ポーカー(テキサスホールデム?)1台といったところです。

BJは10時頃を過ぎると常に満席で、驚いたことに、ウェイティングリストを作っているようでした。

こんな状態ですので、バックベットがどんどん飛んできます。マカオより凄いです。自分のベットの5倍10倍と張ってくる人がいるため、ダブルダウンなどもかなり気を遣います。

ブラックジャックのルールは甘い

カジノで配布しているルールブックには、細かいルールの記載がありません。そこで小生がプレイした記憶を元にまとめると、バーデンバーデンのブラックジャックは

  • 6デッキ(特殊ルールの2デッキ台もあるが詳細未確認)
  • シャッフルマシーン使用
  • ダブルダウンはどこからでも出来そうな感じ(10と11は試した)
  • スプリットは何回でも可能っぽい(1を3回スプリット出来た)
  • サレンダーなし
  • インシュランスあり
  • ピーク(ディーラーブラックジャック確認)なし
  • おそらくソフト17はスタンド
  • ペア(こっちの表記はツイン)には特殊ルールあり
  • ミニマム5ユーロ、リミット500ユーロ
  • 5ユーロ賭けでBJが出た場合は12.5ユーロ戻し(端数切り捨て無し)
というルールで、計算するとハウスエッジは0.5%程度になると思います。
かなり良心的です。

カジノからチップ制度が無くなっていた

「BJを取った場合は5ユーロをチップにする」と書いてあるガイドブックがありますが、そういったチップ制度は無くなっていました。

しかし台にはチップ穴が残っており、他のお客さんを見ていると、ブラックジャックでペアを取った場合、ルーレットで高倍率の目を取ったり、カラーダウン/アップした場合などに、少額を渡しているようです。とはいえ、特に渡さなくても、怒られはしません。

バーデンバーデンにハイローラーゾーンは無い

カジノ内は全て平場です。禁煙ゾーンもあります。

ドリンクは種類豊富ですが有料。カジノ併設のレストランはメニューが少なく、腹が減ったらクアハウスにあるレストランで食事することをお勧めします。

クアハウスのレストランはリーズナブルで、料理も絶品です。スープものが特に素晴らしいですね。世界のカジノレストランでもかなり上位に来ると思います。

バーデンバーデンのカジノは、全体的に格調高いものの…

バーデンバーデンのカジノ自体は豪華で美しく、大声も響き渡らず、格調の高い空間でありました。

しかしゆるい観光客が増えてきたということなのか、ゲーム自体はラスベガスのような雰囲気になっていました。

悪名高き?チップ制度も無くなっていましたが、BSを知っているお客が少ない(ディーラーハンド10なのに手元15でスタンド…などは茶飯事で、無謀なダブルダウン、スプリット、インシュランスなどのサイドベットに張りまくりなど)を見ると、そんな必要がなくなったのかもしれません。

バカラのテーブルが姿を消したのも、ローローラーが増えすぎて(小生もですが)、シェマン・ド・フェールでは場が立たなくなったのかもしれませんね。

ちなみに土曜の深夜は、観光客のレベルに合わせてか、ポップスの生演奏が入っておりました。

個人的にはクラシックでもやってほしい所でしたが…格調高い雰囲気を味わいたい方は、平日の夜か、週末の早い時間を狙いましょう。

全体的には楽しいカジノで、また行くだろうな~という感じです。

さらばバーデンバーデン、また来る日まで!

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田中(あらいちゅー)

世界中の変な場所で変なものを食べ続ける、あらいちゅーこと田中です。中華料理、飛行機、カジノ、サウナ、鉄道が大好きで、北朝鮮にいったり鉄道でアメリカ大陸を横断したりと、ちょっと変わった旅をしています。詳しい自己紹介は運営者情報からどうぞ。

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