北朝鮮旅行ではどんなものが食べられるの?
旅行の楽しみといえば食事ですが、では北朝鮮旅行ではどんな食事が出てくるのか。
基本的には現地の名物である神仙炉(水炊きみたいなもの)や飯床器(金属製の小さな器にお総菜がいっぱい入っているもの)といった、お総菜系のあっさりしたものが出てきます。
冷麺や参鶏湯、焼肉といったものは追加料金になるようです。
開城名物・飯床器はこんな感じ
北朝鮮ツアーに行くと、だいたいの場合は板門店に案内されて、開城でランチということになると思います。そこではほぼ確実に、飯床器が出てきます。金属製の器がざーっと並んでいますが、中身は韓国料理店で出てくるような普通のお総菜です。
味付け自体は悪くないのですが、観光客がレストランに入る時間を見越して準備しているせいか、全て作り置きとなっているため、なにもかもが冷たいのには閉口しました。
オプションで金を払って頼んだ、開城参鶏湯の高麗人参マシマシまで冷たい。
元の味はよさそうなのに、これは、泣けます…。
個人的には、飯はホテルに帰ってから、レストランでとったほうがいいと思います。こちらは味もよいですし、値段もリーズナブルで、かつ、作りたてです。
食中毒・食あたりになりやすい?
北朝鮮は基本的に水がヤバく、かつ料理は作り置きと言うことで、かなりの高確率で食中毒や食あたりにかかります。小生のグループでは、5人中3人が食あたり、1人(小生)が食中毒でマーライオン状態になりました。
北朝鮮で薬が欲しいと言うと…。
北朝鮮で食中毒になり、薬が欲しいとガイドさんに頼むと、なんと漢方薬を持ってきてくれます。日本から抗生物質を持っていったのでなんとかしのぐことができましたが、北朝鮮旅行に行かれる際は、薬をたっぷり持参されることをオススメします。
一応はホテルの売店で薬や注射器、点滴キットなども売っているのですが、これは流石に心得が無いと使えませんからね…。