新宿のモンスナックが閉店!
新宿・紀伊國屋書店の地下にあるモンスナックが閉店します。理由は建物の耐震化工事で、近くの店舗もまとめて退店となってしまったようです。というわけで、閉店前日に駆け込みでお別れのカツカレーをキメてきました!
夕方ごろに現場到着。驚いたことに大行列になっています。まだネットで話題になっている程度だと思うのですが、みんなすごいなあ。
モンスナックは新宿区民の思い出の味
私もそうですが、モンスナックは新宿区民には結構思い出の味なのです。
紀伊国屋で本を買ったら、昼飯は地下でモンスナックかパスタ屋(現存していない小さいほう)へ…安くて美味しくてお腹いっぱい。そんな感じで青春の思い出があるんですね。
Amazonが普及する前はだいたい紀伊国屋で本を探していたので、私もけっこうな頻度で通っていました。
あと末広亭に出ている芸人さんがよく通っていて、三遊亭円丈師匠と隣の席になったことがあります。
モンスナックは創業昭和39年ということで、私と同様に思い出を持った人も多いらしく、かなり高齢のご夫婦が杖をつきながら並んでいました。
40分ほどで列の先頭に到着!
30分、いや40分弱ほどかかって列の先頭まで来ました。
同志のみなさんも色々と思い出があるようで、半数くらいの人は待ちながらお店の写真を撮りまくっていました。
このゴチャッとした店構えともこれでお別れです。
これだけの行列なので、メニューも品切れが多発。私も並んでいる間に2つくらいバツマークがついていました。
看板メニューのカツカレーは最後の最後まで大丈夫だと思いますが、きょう(閉店当日)行く人は気をつけてくださいね。
最後のモンスナックに入店!
入店。店内はクーラーが効いていますが、それでもすごい熱気です。最後は何にしようかな。
お金がない頃に通っていたので、いつもはポークもしくは卵カレーだったのですが…。
看板メニューのカツカレーを注文!
何を注文するか少しだけ迷ったのですが、最後なので看板メニューのカツカレーを大盛り・辛口で注文しました(1050円)。
モンスナックは揚げたてのカツを提供するので、少し時間がかかります。数分待ってどでかいカツカレーが到着!!!!
きたあああああああああ!!!!
デカい!!!!
とはいえ、食べたことがある方はおわかりたど思うのですが、ルーがサラサラなのでこのサイズでも楽勝なんですよね。
ジューシーなカツを夢中でむさぼり、よく味のしみた豚肉を口に放り込み、ルーをゴクゴクのんで、あっという間に完食してしまいました。
ついつい若い頃のペースで食べてしまい、もうちょっと味わえばよかったかなと少し後悔したのですが、これでよかったような気もします。モンスナックに少し若返らせてもらったというか…。
入り口脇にある蛭子能収さんの色紙
テーブルでお会計を済ませ、蛭子能収さんの色紙にお別れをします。
いつからあるんでしょうね、これ。ここの守護神だと勝手に思っています。
モンスナックが移転して再開店する!?
モンスナックの店長さんが「ビルの改装後に入れるようならまた入りたい」と再開への意欲を口にされていましたが、ここは立地が良すぎるので、家賃がどえらいことになるのではという気がします。
場所はここでも、少し離れていてもいいので、なんとか再開してほしいいですね。
再開したら今度は紀伊国屋関係なしに通って、新宿名物のこの味を支えたいなと思いました。
今までありがとうございました!
モンスナックへのアクセス
モンスナック
〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目17−7 紀ノ国屋ビル地下1階
紀伊國屋書店 新宿本店地下
03-3352-3052
※2021年7月15日で閉店となります。