セントレジス大阪と言えば、バトラーサービス!
ひょんなことからセントレジス大阪に宿泊する機会があったので、噂のバトラーサービスがどんなものか、実地で体験してきました!
spgのなかでは嵐山のラグジュアリーコレクションと並ぶ、日本最高峰のホテルです(後述)。嫌が応にも期待が高まりますね!
ちなみに料金は春節ぶちあたりの週末ということで、一泊12万円からと鼻血がでるような価格でした。
今回はspg特典での宿泊なので、お金は払っていないのですが、この価格だと実費で泊まるのはキツいですね!
ホテル自体はかなり小さい
セントレジス大阪ですが、ホテル自体はかなり小さいです。
本町のオフィスビルの12階から上、という間借り型の立地で、ロビー・レストラン・バー・バンケットルームなどが2フロアに集約されているため、開放感はあまりありません。
しかしエレベーターから廊下にいたるまで、ありとあらゆるところにゆとりと、高級感があります。
小さなホテルで充実したサービスを受けたい、そんな人がターゲットなのでしょう!
安いお部屋でもバトラーサービスがつく
予約したのは一番安いお部屋なのですが、spgゴールドの特典で、フロアの階層だけ高いところになりました。
一番小さな部屋とはいえ43平米あり、洗面台はふたつ、ウォークインクローゼット、テレビつきの湯船があります。そしてなにより、24階なので眺めが抜群です!
この景色を見ながらゴロゴロできる。もうそれだけで昇天しそうですね。
レセプションからお部屋までは、バトラー(執事)さんが案内してくれます。
真心のこもったハイクオリティなサービスが売りのホテルなので、遠慮するのはかえって失礼。
素敵な笑顔のバトラーさんを信頼して、さっそくあれこれお願いしましょう!
お茶のサービスは至福&至高
バトラーサービスには色々とメニューがあるのですが、一番多くお願いするのは、なんといってもお茶のサービスでしょう。
コーヒー、紅茶、ハーブティーを、お願いすれば24時間いつでも部屋に持ってきてくれます。
ここで頼むべきは、やはりハーブティーでしょう。
ドイツの名門ティーメーカー、ロンネフェルトのペパーミントティーと、カモミールティーが用意されています。
これに蜂蜜(言えば持ってきてくれます。言わなくても大丈夫かも)を垂らして飲むと、自分がミツバチになったような、なんとも幸せな気持ちになれます。
お茶は数種類をいっぺんに、かつポットでオーダーすることもできます。
部屋にこもって読書を楽しむつもりだったので、ポットのハーブティーをタップリ2杯と、カフェラテをお願いしました。これだけあれば勝つる!
ルドールのパンも買える
セントレジス大阪の階下にある、ルドールという人気のパン屋さん。
大阪ではけっこうなステイタスのお店なのですが、ここのパンもバトラーさんにお願いして、買ってきてもらうことができます。
パンのメニューは部屋にはないので、ルドールのホームページを見ながら電話でバトラーさんにオーダーします。
びっくりしたことに、パンは割増料金やサービス料なしで、持ってきてもらえます。もちろん、部屋にチャージでつけてもらうこともできますよ!
5000円近くする朝食をレストランまで食べに行くより、ルドールのパンと入れたてのハーブティーのほうがいい、なんて思うのは私だけでしょうか?
衣類のプレスと靴磨きサービスも
地味に嬉しいのが、衣類のプレスと靴磨きサービス。
ウォークインクローゼットの脇にあるバトラーボックスに衣類を入れて、電話でオーダーすれば、すぐにプレスしてくれます。
深夜の対応でも大丈夫で、この日は23時に出したら、もう朝には仕上がっていました。
ちなみにプレスしてくれるのはズボンだけでなく、ジャケットもいけるようです。コートはプレスが難しいようで、素材によっては簡単なメンテナンスだけになるとのことでした!
荷物のパックもしてくれる
そして一番驚いたのが、荷物のパックサービスがあること。
スーツケースの中身を出してもらう、小さくパックしてもらうというサービスですが、長期滞在で荷物が多いなら、とても便利ですね。
小生は短期滞在なうえに、自分のものがどこにあるのか解らないのは背中がムズムズので、依頼はしませんでした。
使わないものは使わない、というのも、ゆとりだと思います。
セントレジス大阪は日本最高峰へ
素晴らしいことづくめのセントレジス大阪。こりゃあ日本一居心地のいいホテルかもな~と思っていたら、なんと2018年春からspgのカテゴリーが7に上がるそうで、文字通り日本最高峰になってしまいました。
カテゴリー7ということは、spgアメックスなどの特典では泊まれないということです。
高嶺の花のホテルになってしまいますが、この快適さは何者にも代え難いので、今度はフツーにお金を払って泊まりたいと思います。
とはいえ、さすがに12万円の日は無理ですねえ~。