極上のトランジットホテルがミュンヘン空港の近くにある
まだまだANAファーストクラスで行くヨーロッパの旅の続きです。
ミラノからミュンヘンに着くと、もう夕方。
長旅&フライトの連続が効いたのか、ドッと疲れが出ていました。
無理に観光しなくてもいいや、ということで、ミュンヘン市内に取っていた安宿(というには高いし設備も悪い)をキャンセルして、空港近くのアルカディアホテルに予約を取り直します。
空港から電話して迎えに来て貰うスタイル
空港のバスターミナルからシャトルバスが出ている、と予約サイトには書いてあったのですが、バスターミナルに行ってみると「呼んでくれたら行くから電話ちょーだい」という旨の張り紙が。
ドコモの携帯で電話をかけてみるも、なぜか通じず。
香港ハチソンのSIMを入れたiPhoneでかけてみても、通じません。
かけ方は間違ってないはずなんですが…電話番号が違うんじゃねえの????
どうしよう。ドイツ語わかんないし、公衆電話もないし…と困り果てていたところ、偶然にもアルカディアホテルへ行くほかのお客さんがいたようで、バスが来ました(笑)
ミュンヘン空港の周りは風光明媚
空港の周り、ほんと何もないんですね。
ずんずん田舎道を通っていくので「もしかしてめっちゃ遠いんやないか」と不安になったのですが、10分ほどでホテルに到着です。
ホテル自体は清潔で、設備もよく、部屋も広く、きわめて快適です。
そして何より、テラスからの眺めが絶品!!!
麦畑を見渡せるテラスに座って、そよ風に吹かれ、飛行機を眺めながらの読書…。
ヨーロッパ旅行、至福の瞬間です。
(送迎は無料、空港からもそれほど遠くないので、クソ高いエアポートホテルに泊まるよりは、断然こちらをお勧めします)
というわけで、とても良いホテルではあるのですが、周りにレストランなどはまったくないので、晩飯はこの中で食べるほかありません。
まぁ高くてまずいのだろうなぁ…と思っていたら、そこそこ高くてかなり美味しい、というやつでした。
薄く伸ばした豚肉に、野菜を巻いて焼き上げた名前不明の料理。ソースはバジル風味で、ざくざくいける。
肉も芋も味が濃厚で、噛めばじわっとうまみが出てきます。
ホテルの小さな庭で食べるディナー、乙なものです。
料理長も出てきて挨拶してくれました。
メインディッシュ、バゲット、グラスワインで20ユーロくらいでしょうか。
ドイツは豚肉とジャガイモ、そしてワインが鉄板ですね。
ごちそうさまでした。
ヨーロッパなので7時8時ではまだ外は明るいです。
9時くらいで夕方、でしょうか。
ホテルのテラスでルフトハンザのCAさんと出会う
テラスでちんたらしていると、隣の部屋に泊まっているお姉さんがテラスに出てきました。
なんとルフトハンザのCAさん。
なんでルフトハンザだとわかったかと言うと、制服だったから!
どうもここ、ルフトハンザの乗務員用ホテルになっているようです。
まぁ、当然、なにもなかったですよ!
ドイツ語が出来れば、明日はLH714のCクラスに乗っているよ、くらいは言えたかもしれませんが…。
というわけで「ルフトハンザ LH714 ミュンヘン-羽田 ビジネスクラス搭乗記」に続きます!