アジアNo1のポーカー都市・マニラがアツい!
WPTとは全く関係なく、2014年の9月にフィリピンでテキサスホールデムポーカーをやってきました(そして2016年のGWに再訪しました)。
リゾートワールドマニラ、ソレアカジノ(Solaireを日本人はソラーレとか呼んでますが、タクシーの運ちゃんには通じません)、ハイアット(現ニューワールドマニラベイ)、シティオブドリームス、メトロマニラカードクラブと回ってきたので、現地のポーカールーム事情を軽くまとめておきます。
とにかく安く遊べるのがいいですね。マカオではHKD25/50で打っていたのですが、もうこのレートで遊べるテーブルは殆ど無い(特に週末)ようなので、しばらくマニラの方に通うかもしれません。
リゾートワールドマニラ
日曜の昼に訪問。テーブル数も活気も明るさも、そして施設自体もすばらしいカジノです。ポーカールームの真横にクラップス、ポントゥーン、バカラの安く遊べる台があり、待ち時間も退屈なし。シートが空いたらSMSを送ってくれるので、地元の電話会社(GlobeとかSMARTとか)のSIMを買っておくといいでしょう。
レートは25/50からでミニマムは2000ペソ、50/100ならミニマム5000ペソになります。レーキは5%。
25/50は地元のおっさんたちの遊び場で、フロップ以降は素直に打ってきます。ブラフはあんまりされません。ただし安く遊べるせいか、ストラドルが頻発。またオープンリンプや3BBレイズ→とりあえずコール→じゃあ俺も→シックスプレイヤー!みたいなことがよく起こります。リスペクトされるオープンレイズは8-12BBという印象。なので、スーコネやギャッパーからのストレートがバンバン出てきます。
50/100はアジア沈没系のダメ白人がいます。レギュラーと言えそうなダメ白人は、よくブラフも打ってきます。オンラインに雰囲気が近くなってくるという感じ。現地でお世話になった人(スターズ10NL ZOOMのREG)はこのレートで遊んでいるそうです。
※2016年に再訪したところ、2014年よりも、50/100が劇的に厳しくなっていました。マニラメガスタックの開催中だからかもしれません。
地元のポーカープレイヤーのみなさんはとにかくフレンドリーで、観光客にも優しいし、ワイワイ楽しく打てるカジノです。俺らエリートの集まりですわ~新入りは歓迎しませんわ~みたいな日本のアミューズメントカジノや、マカオでのギスギスしたお金の取り合いに疲れた人にお勧めです。
ソレアカジノ
日曜の夜に訪問。WPTの直前ということで、この日のレートは100/200と1000/2000のみ。
100/200は1卓立っていましたが、俺らうまいけど1000/2000が開くまで遊んでるんだよ~という感じだったので、無理せず撤退しました。
ポーカールームは小さく、かつお客さんも少ないという近寄りがたい雰囲気。でもカジノ自体はマニラで一番きれいで、かつ快適だと思います。
ニュー ワールド マニラ ベイ ホテル
旧ハイアット。ラスベガスの場末カジノのような、うらびれた感じが特徴です。カジノ自体の客は、韓国人と地元民が中心。
ポーカーはホールデムのみ、25/50からでミニマムは2000。レーキ10%とのこと。
土曜夜でも1卓しか立っていませんでした。というか、普段から1卓しか立ててないようです。しかも、夜8時からでないと卓が開きません。ポーカー好きには厳しいカジノです。
ポーカープレイヤーは、ミドルスタックで入る地元の若いレギュラーと、ショートやクソディープで入る観光客が半々というところで、レベルはきつくありません。タイトに打っていればいけますが、レギュラーの若い兄ちゃん達はみんなタイトでなかなか失点しません。
とはいえ、グデングデンに酔っ払ってブラインドを払えない白人のおじいちゃんとかも来るので、そのお金をみんなで分け合うのが基本的なゲーム進行になります。
2016年の渡航では、BJで稼いだディープな金をそのまま卓上に持ち込み、ミドルスタックで打っていたゆるい白人の兄ちゃんにフルハウスをぶつけて勝利しました。
シティオブドリームス
マニラメガスタックの開催中だったのですが、あまり人がいません。お昼頃に訪問して、25/50と50/100が1卓ずつ稼働で、後はアホみたいなハイレート卓がウェイティングという状況。夕方になってもあまり卓は増えていませんでした。
昼から打ちたい人は、素直にリゾートワールドまで行った方がよいでしょう。
プレイヤーはGW&トナメ開催中ということもあり、日本人ばかりでした。日本人は、みんなルースアグレッシブで強いです。
なんというか、日本のアミューズメントのトナメで強い人が集まった卓みたいですね。実際、日本のアミューズメントでよく見る強い人とか、日本のアミューズメントでよく見る可愛いディーラーさんとかが沢山来ていました。
スタッフも地元のフィリピン人プレイヤーもフレンドリーなのですが、私は日本人が少ないほうが好みなので、近くに泊まってなければリゾートワールドに行くかなあ。
メトロマニラカードクラブ
マカティから車で約45分。渋滞のせいか驚くほど時間のかかるポーカールームです。入口も駐車場を回り込んだ裏手にあり、非常にわかりにくい。
さびれてるんだろうな…と思いつつドアをくぐると、なんとびっくり、メチャクチャ広くてメチャクチャ人が多い!!
雰プレイヤーは殆どが地元民で、たまに韓国人や白人の若い兄ちゃんが混じっている感じです。
そして地元の若い兄ちゃん、うまいです。かつ、なぜか全然フレンドリーではありません。
ここは地元民が小遣いを奪い合う鉄火場なのでは?きついのでは?という気がしてきました。
これでは何のために来たのかまったくわかりません。冷房もガンガン効いていて風邪をひきそうになったので、1箱飲まれてすぐ撤退しました。
マニラのポーカールームの総評
…というわけで、マニラでポーカーの練習をしたいということであれば、個人的にはリゾートワールド以外は選択肢に入れなくていいと思います。
リゾートワールド、ソレア、ハイアットとも、すべてタクシーで15分くらいの範囲に固まっているので(渋滞にはまるとこの3倍かかります)、お金があるならリゾートワールド(レミントンとか)やソレアに、そうでないならマカティや空港近くに宿を取って(5つ星クラスでも数千円です)、タクシー通勤というのが良いと思います。
ただ基本的にホテルの警備員がアサルトライフル(ショットガンは警備員ならみんな普通に持っています)を持っているような町なので、大金を持ってタクシーは不安があります。不安な人はUberでいきましょう。
※GrabTaxiというタクシー配車アプリもあり、カジノからの送迎(=金を持っているとバレている)でなければ、個人的にはこれで十分だと思います。
ではマラミマラミ!サラマ!