目出度く発表されたiPhone5(写真はengadgetから引用)。
小生はMNP弾を使ってソフバンで契約するか、(しょっちゅう行くので)香港にてSIMフリーの本体を買ってくるか、というところなのですが、その際に悩ましいのはLTEのバンドです。
モデル番号2 |
対応するLTEバンド3 |
国 |
対応するLTEネットワーク |
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モデルA1428
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4(AWS)17(700b MHz) |
米国AT&Tカナダ
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モデルA1429
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1(2,100MHz)3(1,800MHz)5(850MHz)13(700c MHz)25(1,900MHz) |
米国
日本KDDI |
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モデルA1429
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1(2,100MHz)3(1,800MHz)5(850MHz) |
ドイツDeutsche Telekom英国Everything Everywhere
オーストラリア
日本ソフトバンク韓国
香港SmarToneシンガポール
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http://www.apple.com/iphone/LTE/
のように、国別にバンドが違い、またいい感じで日米で隔離されています。
そんなわけで、iPhone5はLTE帯域に合わせて3タイプあり、どれも互換性はありません。
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http://www.apple.com/hk/en/iphone/specs.html
さあどうするか。
結論から言うと、CDMAモデルは老い先短そうだからパス。日本で使いたいときにauで受け入れて貰えるかもわかりませんし。
となると、GSMのモデルA1429が正解?
バンド1、3、5に対応しているので、ソフトバンクとドコモで使えるはず。
GSM A1429は、(SmarToneだけど)香港とかでも使えるのが嬉しい。
来年行きまくる予定のシンガポールでも使える。
しかしドコモがLTEのバンドを4つくらいに増やそうとしてるし、日本国内でのLTE運用は先が見えません。
…それからすると、日本国内でのLTE通信はドコモ+Androidでやる、香港その他では3Gで我慢と割り切って、アメリカ対応のモデルGSM A1428を買うのが正解、という気もします。
アメリカでのGSMのキャリアはAT&T と T-mobileのはずですが、どちらもSIMカードの入手法を書いた日本語のサイトも多く、その点でも安心できます。
日本では日本通信のSIMで運用、アメリカ着いたらAT&TのLTEのプリペイドSIM入れる、みたいな。
香港で売っているAndroidなSIMフリースマホは、周波数帯の問題で(概ね)アメリカで3G運用できませんしね。
周波数表を見ている限りでは、iPhone5はできるっぽい。