【ニコンの職人技】キィートスで修理+オーバーホールしたAi 50mm F1.4を試写する

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ニコンOBが作ったカメラ修理のお店「キィートス」

中古で仕入れたものの、いまいち動作が不安なニッコールがあったので、ニコンOBが作ったというカメラ修理のお店、キィートスにレンズを持っていきました。

修理品の直接持ち込みOK!

マンションのドアを開けたら、60手前とおぼしきオッチャンがニコニコしながら白人と英語でやりとりしており、軽くビビらされてしまったものの、気を取り直してレンズのチェックをお願いすることに。

グリス抜けとレンズ清掃で9000円

Ai50/F1.4はグリスが抜けてレンズも汚れてるということで、分解修理をお願いして工賃9000円。

3800円で買ったジャンクなんで、トータルするとはキタムラでAB品(調べたら12800円)を買ったのと全く変わらない値段に。カメラ業界の値付けって、ほんとよくできてんなー。

大きなレンズは技術料が高い

Ai ED300/F4.5Sはカビもなく、レンズは綺麗とのこと。
じゃあクリーニングはなしで、グリスだけ入れてと頼んだら、どのみち分解するので工賃は15000円になるとの由。

12600円で買ったレンズなんで、これはさすがに修理辞退。このまま使い続けて、どうしても気になった時に、クリーニングを兼ねてお願いすることに。




そんなこんなで、オーダーシートを書きながらキィートスのオッチャンと雑談がはずみます。

ニコンで放送用レンズを作っていた人

Ai ED300/F4.5Sは動画で使いたいんで、グリス入れたかったんだけどね〜とオッチャンに話したら、このオッチャン、昔ニコンで放送用レンズを担当していた人らしく、フォーカス、パン、ズームの動作にグリスがどう関わるのかを教えてくれました。
放送用レンズのカムの話なんかも。うーん勉強になる!

修理期間は一週間ほど

…そして一週間ほどして、Ai50/1.4が修理から戻ってきました。

修理代を入金する前に、さっそく試し撮りへと向かいます。

修理から戻ってきたニッコールAi 50mm F1.4を試写

クモリやゴミが殆ど取れたせいか、まず、ファインダーが明るくなった!

グリスが戻ってピントリングの操作も快適。ヘリコイドの周り方もスムースになって、ガタが小さくなった気がします。

写りも上々、オールドレンズらしい淡さや青っぽさはそのままに、ノイズ感というか、霧がかかったようなわざとらしさ、が無くなりました。

そして無限遠が出るかも確認、うん、出ています。

夜景でも試しに撮ってみました。
F1.4なんでSSをかなり稼げます。
あ、ブレてますが、構図が気に入っているので、そのままアップさせてくださいw

開放で撮ると(従来と変わらず)ものすごい甘甘で、周辺光量も盛大に落ちるのですが、D800で撮るとフィルムをスキャンしたかのような、味のある絵が出てきます。

立体感もいいですね。上のスクランブル交差点の写真なんか、わざとらしいくらいですが。

そしてこのレンズ、ゆるゆるな子かというとそうでもなく、F5.6あたりまで絞って撮ると、D800でも相手に不足なし、なシャープな描写になります。

周辺光量落ちも少なくなり、歪みも少なく、周囲も流れないので、3800円で買ったとは思えない描写力になります。

やはり50mm F1.4は楽しいレンズです。

これでウェディング動画を撮ろうと思っているので、今から楽しみな限り。

そしてキィートス、まじめな仕事をしますね!

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araichuuって誰?

araichuuって誰?

池袋でMBAを取得後、渋谷で覇気の無いIT企業を経営。好きな資本家は福澤桃介、夢はタイで立体駐車場を作ること。趣味は弱いけどポーカー。飛行機に飛び乗って、世界中のカジノで、一番レートの安いゲームを遊んでいます。カメラはFUJIFILM X-T2、X-T1、X20を愛用、たまにD800を持ち出します。