カメラ・レンズ・写真 ニコン

Ai Nikkor ED 300mm F4.5s はD800相手でも十分戦える

2012年8月27日

Ai Nikkor ED 300mm F4.5s を発見

「望遠レンズが欲しいなぁ~」

と思っていたところ、新宿の中古カメラ市場で Ai Nikkor ED 300mm F4.5s を発見。
お値段12000円。外見がけっこうくたびれていて、ヘリコイドがスカスカ。中玉にもキズがある。バルサムもちょっと…。
でも実写には十分という感じ。

その場で相場を調べたところ、EDじゃない Ai Nikkor 300mm F4.5s がキタムラで1万円程度なので、まあいい買い物かと思い購入。
さっそくD800にくっつけて、渋谷の町へ…。

 

D800とくっつけて、渋谷で実写!

まずは中央部の解像度を見てみたい、ということでパチリ。

 Nikon D800 + Ai Nikkor ED 300mm F4.5s  @ F4.5 ISO200 1/200 @ Adobe RGB

 開放から驚くほどシャープ、という印象。
四隅はボケているので早合点は禁物ですが、グチャグチャになったり、流れたりしている感じではないですね。
F8あたりまで絞り込めば相当なことになりそうな予感です。
1975年生まれのオールドレンズですが、発売当時の価格は18万円…というだけあって、さすがの貫禄です。

 

Nikon D800 + Ai Nikkor ED 300mm F4.5s  @ F5.6 ISO200 1/1000 @ Adobe RGB

こちらも開放近く。ピンがやや甘くてすいません。
このレンズはフードが内蔵(!)なのですが、出さずに撮っていたせいか、フレアっぽい感じもします。
まあでも、服や肌の質感、良いと思います。
写真としてアレなのでアップはしていませんが、右のおねいさんのバッグが丁度右下に来ている写真もありまして、それを見る限りは「F5.6でも四隅はまあごりっぱ」というところです。

 

Nikon D800 + Ai Nikkor ED 300mm F4.5s  @ F5.6 ISO200 1/1000 @ Adobe RGB

 最後にもう一枚、中央部シャープだな~というやつを。

いやはや、開放付近でこれですから、もうほんと満足な写りです。300mmにしてはコンパクトですしね。
マニュアルフォーカスレンズなので、ピントリングの回転角がとにかく大きいわけですが、これはグリスアップすれば動画用のお宝レンズになりそうな予感です。

というわけで、コイツはキィートスあたりにもっていって、オーバーホールしてもらおうと思います。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

田中(あらいちゅー)

世界中の変な場所で変なものを食べ続ける、あらいちゅーこと田中です。中華料理、飛行機、カジノ、サウナ、鉄道が大好きで、北朝鮮にいったり鉄道でアメリカ大陸を横断したりと、ちょっと変わった旅をしています。詳しい自己紹介は運営者情報からどうぞ。

-カメラ・レンズ・写真, ニコン